プロジェクト型学習との出会い

大学時代、仲間と学びに没頭した4年間が、私の原点です。入学した大学では、将来を担うビジネスリーダーを育てるために、実践的で体験的なカリキュラムを取り入れていました。今でいうところのプロジェクト型学習です。学習の基本は、5~8人ほどのグループワーク。例えば「池袋の地下道を活性化させるには?」といった街おこしのテーマや、「新しいマスカラの商品提案」といった企業から頂いた課題など、実社会を対象とするものが多いのが特徴です。

これらに対して解決提案を行うのですが、正解のない問いに答えを出すことは、簡単なことではありません。チームで課題を深掘りし、仮説を設定し、解決方法を議論し、結論を出す。その過程で、議論が行き詰ってしまったり仲間とぶつかり合ったりして、プロジェクトが振出しに戻ってしまうこともしばしばありました。長い長い議論の末、苦労してまとめあげた発表を終えた時の達成感は、今でも思い出すことができます。

ここでの経験が、社会人になった今もなお役立っていることは言うまでもありません。こんなワクワクした学びが、もっと身近にできたら。LOUPEが挑戦するプロジェクト型学習は、私の原点回帰です。