こども時代から始めたい”お金の学び”

「お金」は、私たちの生活にとって重要な要素の一つです。日本では、お金を貯めることが美徳とされてきた一面があるためか、幼少期から貯金箱にお金を貯める習慣が身についている子どもはたくさんいます。一方で、貯金以外のお金の役割については、どうでしょうか?残念ながら、お金に関する教育の機会は非常に少なく、社会に出るまでの間にお金リテラシーが上がっていく機会は、あまり多くはありません。

私自身、教師だった頃は、今よりもずっとお金に関する知識は乏しいものでした。事業会社に転職してからは「利益を追求する」という当たり前のことが腹落ちできず、最初はとても苦労しました。しかし、様々な業種・規模のお客様を相手に仕事をさせていただく中で、ビジネスモデルやお金の役割について理解を深めることができました。同時に、「お金の役割について早いうちから身に着ける機会を提供したい」という思いは大きくなっていきました。

一方、アメリカはお金の教育先進国。小学校では、「Save=貯める」「Spend=使う」「Invest=投資」「Donate=寄付」の4つの投入口を持つ豚の貯金箱を使って、お金の使い方を学びます。また、夏にはレモネードを作って販売し、ビジネスの基礎を学ぶ子どももたくさんいます。

どんな形で提供できるかは、まだわかりません。ですが、LOUPEだからこそ実現できる、お金の学びがあると思っています。この学びをデザインすることが、私の使命の一つです。